世界中の法則の希望のあるアイランド

オスがいなくてもメスだけで子孫を残せるゴキブリ



ほとんどの生物はオスとメス、男と女がいることで次世代の子どもが生まれてくるのですが、雄もいるのですがゴキブリの一種であるワモンゴキブリは、雌だけで子孫を残すことができる単為生殖なのだそうで、他にも両生類や爬虫類、魚類や節足動物も可能なのだそうで、中には雄だけでも雌だけでも子ども産むことができる生物もいるようです。

このワモンゴキブリは、母親とまったく同じ遺伝子を持つ子ども産むことになるのだそうで、今で言うとクローンを作り出していることになるのでしょうが、同じ遺伝子ということは性質が同じになってしまうので、その性質が不利に働く病原体が発生して広がると、同じ遺伝子を持つ複数がダメージを受け、生存に大きな障害となることが危惧されるようです。

このワモンゴキブリは、世界中で広く分布しているようで、日本でも沖縄や九州のような方高い気候の地域から近年では北海度にまで北上して生息するようになっており、屋内で見かけるのなかでは最大級なのだそうです。

生き物はオスとメスがいることで、色々なパターンの遺伝子を持った子供が生まれることで、病原体など様々なケースで生き延びられる遺伝子を持った子孫が繁栄できるのですが、ワモンゴキブリのように雌だけで子孫を残す同じ遺伝子だと壊滅的なダメージを受ける心配もあるのだそうで、多様性は大切のようです。