2020年05月19日

数年前には遺伝子にがんの兆候が表れているらしい

数年前には遺伝子にがんの兆候が表れているらしい
遺伝子

できるだけ早期の発見での対応が望まれるがんは、初期症状と診断される数年前には遺伝子にがんの兆候が表れているようで、多くの種類のがんのゲノム解析を研究したところ、がんを引き起こす最初のきっかけとなるドライバー遺伝子と呼ばれるごく少数の遺伝子の突然変異で、その変異が染色体で複製された回数や蓄積された細胞のエラーがやがて腫瘍へと進んでしまうようですが、その数年前には兆候が表れているということらしいです。

研究チームによりますと、最終的に腫瘍となってしまう数年以上前に遺伝子レベルでその兆候が表れているということですが、正常である細胞組織の遺伝子にがんの兆候である変化が探せるのだそうで、遺伝子を検査できるようになれば、初期のがんの兆候が表れる前にがんの可能性を前もって探し出せる可能性がありそうです。

最近では人それぞれの遺伝子レベルでの治療法が始まっているようですが、かなり高額な費用が掛かるようで、仮にがんの早期発見に遺伝子の調査を個々にする場合、どれだけ費用を抑えられるかで広く普及するかどうか掛かってくるかもしれません。

遺伝子レベルでの検査の数が出ることで費用が低く抑えることができるかもしれませんし、そうなれば症状がでる数年前の段階でいずれなると分かるようになれば、前もって注意深く気を付けるはずですし、初期の段階での対応もしやすくなるっているかもしれません。



Posted by keepcm2 at 10:59